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2021.03.02

自己効力感とは。

本日はキャリアスクールが注目する5つの力のうち、自己効力感に関してご説明します。

【自己効力感とは】
ある行動を遂行するにあたって、自分の可能性を確信することです。

自己効力感を得られると、次のような行動が可能となります。
1.目標を達成する確率があがる
2.目標としている行動に挑戦しようと努力する
3.似たような状況が訪れたときの行動達成率があがる
4.不安や恐れが弱くなる(緊張がしづらくなる)
5.行動によって得られる結果を予測することができる

このように「自己効力感」は、私たち大人にとってもうらやましい効果を発揮してくれます。

では、自己肯定感はどのようにして培うことができるのでしょうか。「自己効力感に影響する要因」を知っていただくと理解が深まります。

【自己効力感に影響する要因】
1.達成感を得ること
ポイントは、努力せずに得られた成功体験ではなく、努力して得られた成功体験であることです。この努力によって得られた成功体験の積み重ねによって自己肯定感が高まります。

2.褒められる事
ポジティブな言葉かけにより、不安や恐れを弱め自信を高めることができます。

3.代理体験
他者の成功や失敗を集団生活や日常生活の中で学ぶことで、同じような状況が起きた際に対応できる力となります。人生限られた時間とひとつの身体しかありませんから、自分以外の人から学ぶことは、大変貴重な機会ですよね。

【自己効力感を適切に維持するためにやるべきこと】
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」

お子さまに自己効力感をつけさせるために私たちがとる行動として大切なポイントが抑えられています。山本五十六氏のこの言葉を意識した行動をお勧めします。